第115号
院長の甥 豪&淳 東京だより
中学三年 淳
「高校受験」
十年間芸能活動をしてきたが、昨夏受験勉強を始めた。中3の7月からでは正直遅すぎると受験塾はケンモホロロだったが、兄もそんな感じだったので、何とか成るかなぁと思っていた。
しかし、8月に受けた駿台偏差値38には家族みんなが仰け反った! 兄が初めて受けた駿台模試で7月43点、8月はもう49だったというのだ!
「夏そして秋」
家族の動揺を横目に、僕は塾の夏合宿と特訓で必死だった。 ずっとエスカレーター校で受験勉強と無縁だったから、知らないことばかり! 計算も遅いし、間違えてしまう。
でも何だか楽しくなった。 知らないことがどんどん分かるようになり、初めての文章にあたるともっと続きを読みたくなった。
秋、文化祭で映画の編集を担当した。 落ちたら恥ずかしいから、まだクラスの皆には内緒。だから頼まれた編集作業は、寝ずに頑張って仕上げた。
だんだん模試で緊張せずに解けるようになった。目に見えて偏差値が上がり、自信も付いてきた!
「冬」
国語は86点全国61位に載った。兄の順位には負けたが、塾内で確実に地位が上がってきた。大晦日も正月も休まず塾で特訓!
とうとう、受験本番の2月だ〜!
「試験」
まず立教大、中央大の付属高校に合格。順当って感じだ。
試験を受けてみて、力が付いてる実感はあったが、やはり早慶は難しい。
しかし、第一志望の早大本庄高等学院は絶対受かりたい!と思った。
一次試験の発表の朝、怖くてなかなか結果を見られなかった。受験番号を確認し、躍り上がった!嬉しくて、大きな声で「やった〜」と何度も叫んだ!
家族は「まだ二次面がある」とぬか喜びを懸念してたけど、長年のオーディション経験のお陰で、面接にはちょっと自信がある。
「合格♪」
面接では爽やかに出来た、と思う。兄の母校なので、兄の話も出て、面接の先生方とも和やかに話せた。
だけど後から聞いたら、兄の同級生の弟さんは面接で落とされてた!面接でも100人以上不合格になるんだ。
今朝は合格発表…僕は何とかハッピーエンドを勝ち取った♪
早速、おじいちゃんの所に報告に行った。おじいちゃんもすごく喜んで、嬉し涙だった。
それから、友達とも五時間以上喋った。
早く4月にならないかな〜新しい経験が楽しみだな♪
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