あなたは頭痛で、仕事や家事が辛いと思ったことはありませんか?
今では、片頭痛に効くお薬が日本でも発売されるようになり、頭痛持ちの方にとっては、一見「いい時代が来た」ようでもあります。
しかし、頭痛に対する十分な理解がないまま、薬を処方されても、頭痛薬が効かないばかりか、有害なこともあるのは、あまり知られていません。
「頭痛の名医」と呼ばれるには、最低限、以下のような質問には、たちどころにお答えできなければならないのです。 そうでなければ、適切な治療を施すことはできません。
- 頭痛には、どんな種類があるのか?
- 緊急性のある頭痛と、そうでない頭痛は、どう区別するか?
- 緊急性があれば、どの病院に紹介するのがベストか?
- 頭痛に遺伝はあるのか?
- 片頭痛は、どんなとき起こりやすいのか?
- 片頭痛の予兆・前兆には、どのようなものがあるのか?
- 肩こりから始まる片頭痛は、日本人には多いのか?
- その場合は、緊張型頭痛(肩こり頭痛)と区別はどうすればいいのか?
- 片頭痛治療薬を服用するときの“コツ”は?タイミングは?
- 片頭痛治療薬を服用してはいけないときは、どんなとき?
- 授乳中に片頭痛が出たときは、どうすればいい?
- 漢方薬は有効か?
- 片頭痛の予防薬は、どのようなとき使うのか?
- 片頭痛の人にも、緊張型頭痛の人にも、どちらにも有効な頭痛予防の手段とは?
- 群発性頭痛の人が、絶対してはならない習慣とは?
頭痛の例の一部をご紹介します。
- 片頭痛
- 前兆のある片頭痛
- 緊張型頭痛
- 群発性頭痛
- 三叉神経痛
- 後頭神経痛
- 薬物乱用頭痛
- カフェイン離脱頭痛
- 脳出血、くも膜下出血、脳梗塞、動脈解離、脳腫瘍、側頭動脈炎、髄膜炎、脳炎による二次性頭痛
- 緑内障
- 副鼻腔炎
- 小児頭痛
などなど、実は、頭痛の診断と治療は奥が深く、脳神経外科専門の先生でもご存知ない事があるのです。
その証拠に、脳外科や内科を含めて、何箇所も病院を渡り歩いた患者さんが、東京から当院を受診し、「ありふれた片頭痛だった」ということがあります。適切な診断と治療を受けられなかったので、さまよってしまったのですネ。今では不安も無くなって、安心してダンス・インストラクターの仕事に打ち込んでいます。
この患者さんからは「なにより原因がわからなかったので、解決して嬉しいです」と、感謝の言葉をいただきました。
1年間(平成23年)の片頭痛治療実績1257例