第129号
2014年3月 振り返り
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団 @愛知県芸術劇場コンサートホール
指揮 :ヴァシリー・ペトレンコ
ソリスト :アリス=紗良・オット(ピアノ)
- ニールセン:歌劇『仮面舞踏会』序曲
- グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 <ピアノ:アリス=紗良・オット>
今一番美人25歳ピアニスト、少々おちゃめ、第一楽章終わりに天井向いて咳込んで、ペトレンコに睨まれてました。これからもっと売れていくでしょう。
- ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 Op.47
アンコールは
オットさんはリスト パガニーニによる大練習曲第5番
ショスタコーヴィチ タヒチ・トロット(二人でお茶を)
どちらも軽快で、アンコールにうってつけの曲
浜松国際ピアノアカデミー レッスンコンサート @浜松
タマス・ウンガー「バルトークのピアノ・ソナタ(1926)を通しての世界」バルトークが少しだけわかった気が。中村先生、生徒にはしゃべらせませんね。
- ナターシャ・ヴラセンコ「ベートーヴェンの世界」
- ピアノソナタ:第11番 変ロ長調Op.22
- ファンタジア:ト長調 Op.77
- ピアノソナタ:第14番 嬰ハ短調 Op.27-2「月光」
3回分チケット買って、本選も買っておいたが、行けたのは2回だけ。事務長は0。
なかなかスタッフが安定しないと、つらいものだ。
大浮世絵展 @名古屋市博物館
東京では終わりごろ行って、今回は初めに行ったので、かぶることなく見たかった浮世絵がみられて満足。地下鉄駅から濡れるんですよね、雨。
京都の旅
京都の旅はこちらからhttp://4travel.jp/traveler/4trawhite/album/
この花灯路でかぜをひいて、ひどい目にあった。
しかし、体調をくずしたから見えてくるものが必ずある。
名フィル定期演奏会 @愛知県芸術劇場コンサートホール
ロリー・マクドナルド (指揮)
マリア・フォシュストローム(コントラルト)
望月哲也(テノール)
- ワーグナー: ジークフリート牧歌
- マーラー: 大地の歌*
フォシュストロームさんはものすごい迫力。
名フィルはこれが最後。名古屋駅の対応は最低だし、どうせ時間とお金を使うなら、いい演奏を聴かないと、と思うようになった。
アンドラーシュ・シフ ピアノリサイタル @オペラシティー
- メンデルスゾーン: 厳格な変奏曲 ニ短調 op.54
- シューマン: ピアノ・ソナタ第1番 嬰ヘ短調 op.11
- メンデルスゾーン: 幻想曲 op.28
- シューマン: 交響的練習曲 op.13 (1852年改訂版)
すごく玄人向けのプログラム。作曲家は有名だが、なじみがない曲。正直、1曲目と2曲目は区別がつかない感じ。
アンコールは
- メンデルスゾーン:無言歌集より「甘い思い出」op.19-1
- メンデルスゾーン:無言歌集より「紡ぎ歌(蜜蜂の結婚)」op.67-4
- シューマン:アラベスク op.18
- シューマン:幻想曲ハ長調 op.17より3楽章(異稿版)
- バッハ:パルティータ第4番 BWV828からサラバンド
と大判ふるまい。一番よかったのは、パルティータかな。とういか、他はあまり知らない曲というか、、。子供の時ピアノもう少し続けりゃ、よかったかな。
アンコールだけで1時間くらい演奏したから、3部仕立て、みたいでした。
パリ・オペラ座バレエ団 椿姫 @東京文化会館
ノイマイヤー版、劇中劇が好き。先月のロミジュリと対。劇中劇がマノン、という点からは、ABTのマノン関連。
オレリー・デゥポン、エルヴェ・モロー。
三つのパ・デゥ・テゥが見どころ。ショパンに載せて。なんか、パリから来ているピアニストが下手な感じがしたけれど、前日シフを聴いているから、耳が知らず知らず比較しているんだね。文句なく素晴らしい公演。
黒のパ・デゥ・テゥもABTでJKを見たばかりでしたが、甲乙つけがたい。POBの方が色気抑え目。POBせっせと通いたいです。オスロ聴くより、先週もPOBのドンキ見た方が良かったかも。
B券ペアチケット、ドガみたいな席でした。もう少しどうにかしてほしいペア券。
大倉コレクションの精華V 工芸品物語 @大倉集古館
- 尾形光琳画、尾形乾山作、六角皿。
- 能装束など。
ラファエロ前派展 ヴィクトリア朝時代の絵画 @森アーツセンター
テートの代表作が、惜しげもなく来ている。巡回展。
まあ、それほど好きになれる感じではない。
そもそも休日の東京は最悪。人を見に行ったようなもの。ここで疲れた。
コルンゴルト:歌劇「死の都」 @新国立劇場
トルステン・ケール(パウル)
ミーガン・ミラー(マリエッタ/マリー)
ヤロスラフ・キズリング(指揮)
カスパー・ホルテン(演出)
17歳で作曲したという話題の天才コルンコルド。「題名のない、、」でも、R.シュトラウスから、J.ウィリアムスに橋渡しをした役回りとして紹介されていた。映画「Kings Row(嵐の青春)」の音楽を流していたが、たしかに、数分の間にスーパーマンから、スター・ウォーズ、E.T.まで全部入っている。R.シュトラウスが「ツァラトゥストラかく語りき」で使った「ド・ソ・ド」が、そのまま遺伝しているらしい。本人(ユダヤ人)はナチスを逃れて、亡命先のアメリカで映画音楽に携わっただけで、失意のうちに亡くなったようだ。
オペラに戻ると、フィンランドからのレンタルプロとのことだが、これだけ小細工のきいたスタイリッシュな舞台はなかなかないのでは?舞台転換がないので、少々たいくつ、というのもありますが。疲れがたまっていて、いい音楽でよく眠れました。最高。
五嶋みどり、シャイー、ライプツィヒ・ゲバントハウス管弦楽団 @サントリーホール
- メンデルスゾーン: 序曲「ルイ・ブラス」
- メンデルスゾーン: ヴァイオリン協奏曲
- ショスタコーヴィチ: 交響曲第5番
五嶋みどりアンコール
- J.S.バッハ :無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV1003より 「フーガ」
浮遊感のある演奏であり、曲でした。
五嶋みどりが「ヴァイオリニストにとって特別な曲」というメンコンが、今回のお休みの肝。みどりさん、もうヨーダの域に達していますね。曲の間、椅子移動しているときに、楽屋の扉があいたら、直前まで練習しているみどりさんの音が聴こえてきました。人柄でしょうね。NHKが収録に来ていました。みどりさんの特集番組を作るとか。まともな取材、番組を期待しますが、無理だろな。本邦のメディアは「精神年齢12歳」かと思う。
最初の「ルイ・ブラス」序曲も、演奏会の一曲目にふさわしい。
タコ5は、先日聞いた、ペトレンコ・オスロフィルと同じ曲とは気が付かなかったくらいの素晴らしい出来。全然違う。席もこちらは良かったが。
シャガール展 @静岡市美術館
まずは色彩から。
彼の代表作の多くが、70才代で製作されていることに勇気づけられます。
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