第95号 院長の甥 豪&淳 東京だより 大学一年 豪
ロング・ドライブ
■イントロ
G.Wに鳥取に帰省し、四国に行った。免許を取ってから初めての、本格的な運転だ。 少し不安もあり、前日に練習する。父の仕事の都合で、出発は夜中12時過ぎになってしまった。
■出発
母が運転していたがすぐに渋滞にはまり、3時頃海老名で交代する。いよいよだ! 助手席の父は免許を持っていないが、寝ないで励ましてくれた。夜の高速はスリリングだ。 テールランプを追って、加速すればするほど視界が狭まってゆく。 明け方浜名湖を通過する。前にばあばと泊まったホテルが見えて懐かしい! 上ってきた朝日が湖に反射してとても綺麗だった。 母と交代しながら、大阪に辿り着く‥もう十時!米子は遠い。 中国自動車道をとばして米子に着いたのは、二時半過ぎだった。合計五時間位運転した。
■四国へ
広島経由で瀬戸大橋を渡る。今日は昼間なので、ドライブも楽だ。 讃岐牛の串焼が旨い!海も空も青い!
■母方の親戚へ
親戚のお寺を回る。新長谷寺では僕より一つ上の息子さんがいて、修行の過酷さを語ってくれた。寒さで手が腫れ上がり、仏具で頭を殴られ、正座を何時間も続けたりetc 彼は明るく話してくれたが僕にはとてもじゃないが耐えられないと思った。 新長谷寺で一泊し八栗寺へ。借景の庭が美しい。大おば様がルーツについてお話してくださった。 八栗寺を後にしてうずしおを見に鳴門へ向かう。いわゆる円形のうずは見れなかったが、海水が激しくぶつかり合い白く泡立つ様は迫力がある。
■帰路
夕焼けの瀬戸内海に別れを告げ、帰路につく。無事故で帰れてよかった!この長い道のりを今まで何度も一人で運転してきた母さんのすごさを実感した旅でもあった。